10月3日付の外食日報は

●10月の外食シーンは「異色コラボ」に存在感

10月は専門チェーンやレストランなどでコラボレーション(協業)企画が賑わう見通しだ。コラボは著名ブランドと組むことで相互に顧客を得られる取り組みで、特に今回は「異色コラボ」がひときわ存在感を放ちそうだ。ユニークな切り口で話題作りやブランド認知向上を見込んだアプローチであり、成果が注目となる。

●壱番屋が海外店舗のカレー出す店を日本初出店

「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下「壱番屋」)を展開する壱番屋は10月11日、東京・京橋に「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD 京橋エドグラン店」をオープンする。「海外ココイチの逆輸入」をコンセプトに、日本で初めて海外の「壱番屋」のメニューを提供する店舗として出店する。今年で海外店舗が200店舗を超え、各国で店舗が広がっている中、「逆輸入によって日本でも(海外のメニューを)展開したい」(同社)との考えから出店に至った。

●「居酒屋一休」がグランド改定、ビール価格据え置き

一休(東京・東村山、金子清範代表)は居酒屋「居酒屋一休」(23店舗)および串物を増やした姉妹ブランド「焼鳥一休」(4店舗)で10月1日、グランドメニューを改定した。原材料高などの影響を受けてフードなどの一部商品への価格転嫁をしたものの席料(お通し)は値下げし、全体の値上げ率は数%にとどめた。