9月28日付の外食日報は

●バルニバービは成長基盤作りへ地方創再生を推進

バルニバービは今期(23年7月期)、中期の成長基盤作りとして、地方創再生に取り組むEB(エステートビルドアップ)事業の育成に力を注ぐ。中核の淡路島プロジェクトは宿泊施設を充実させる。次の大型案件となる出雲プロジェクトは出店を開始して具体化に進む。

●牛丼やうどん、ハンバーガーなどの主要チェーンで値上げ発表相次ぐ

牛丼やうどん、ハンバーガーなどの食事を主体とした外食チェーンで、値上げの発表が相次いでいる。原材料費や物流費、エネルギー費といった各種コストの上昇を受けてのもの。円安の影響を受けているチェーンも目立ち、コストアップが続く中で品質やサービスの維持・向上を目的に値上げに踏み切る動きも多い。原材料価格高騰をはじめとした厳しい経営環境が続く中、外食では今年に入ってから2回目以降の価格改定となるチェーンも散見される。

●レインズが「プチ贅沢」需要にこたえる「牛角 成城学園前」出店

コロワイドグループのレインズインターナショナルは28日、焼肉店「牛角」の新モデルとなる「牛角 成城学園前」を東京・成城学園前にオープンする。これまで「牛角食べ放題専門店」や商業施設内フードコート向けの「牛角焼肉食堂」などのモデルも展開する中、今回の成城学園前店は通常の「牛角」とは使う食材も大幅に変えた「プチ贅沢需要」に対応するモデルとして開発した店舗となる。