9月12日付の外食日報は

●ダイナックが初のシュラスコ業態立ち上げ(上)

バーやレストラン、居酒屋など約50業態・111店舗(9日時点)の飲食店を展開するダイナックは12日、初のシュラスコ業態「& BEEF(アンドビーフ)」を東京・新宿にオープンする。コロナ禍を経て、今春から新たな業態開発とブランドポートフォリオの再構築を進めている一環で立ち上げる。

●エムピーキッチン初のとんかつ業態が好発進

エムピーキッチンによる初のとんかつ業態である東京・日本橋の「日本橋とんかつ一HAJIME」が好調だ。開業から約3カ月、「オープン前から店頭で待つ人がいる状態が途切れたことがない」(同社)という。「とじないかつ丼」のブームに乗っており、利用客による口コミ効果が表面化。もともと行列ができる店を目指したものの想定を超えた推移が続いている。

●得正が「上等カレー」で年内にモンゴル進出

得正(大阪・大阪、瀬戸口勝幸社長)は路面店を中心に全国約50店舗を展開する甘辛カレーチェーン「上等カレー」の海外進出として、年内にモンゴルで事業展開を始める。8月にテストマーケティングとして現地のイベントに参加して好評だったこともあり、立地選定などを始めている。