20220909

●「さつまいもスイーツ」が秋のデザート需要掘り起こし

カフェやファストフード、レストランなどでさつまいものスイーツおよびスイーツドリンクが存在感を示している。コンビニエンスストアでの関連商品の話題も人気を後押し。さつまいも産業の振興活動を手掛けるさつまいもアンバサダー協会(橋本亜友樹代表理事)は「最近では焼きいも以外にスイーツとしての活用も進み、外食でも関連メニューが目立つ。嫌いな人はあまりおらず素材に十分な甘みがある点もヘルシーさが求められる時流に乗っており提案しやすいのではないか」とする。関連メニューの動向を探った。

●リンガーハットが冷食自販機戦略で無人直売所も

リンガーハットが、長崎ちゃんぽん店「リンガーハット」の冷凍食品を自動販売機で販売する戦略を新たな段階に進めている。冷蔵・冷凍ショーケースメーカーであるサンデン・リテールシステム製の自販機「ど冷えもん」を使って〈長崎ちゃんぽん〉税込500円などを24時間販売するもので、これまで「リンガーハット」の店頭を主体に設置してきたところ新たに自販機を並べた無人型販売店「冷凍食品直売所」モデルを開発。今年8月に東京都青海市に立ち上げており、このほど福岡県福岡市に2号店をオープンした。

●すみれが新業態「やきとり酒場 一鳥前」立ち上げ

ダイニングイノベーショングループのすみれは13日、神奈川・日吉に新業態の「やきとり酒場 一鳥前(いっちょまえ)日吉店」(以下「一鳥前」)をオープンする。「街の酒場として、近隣の人々の第三の心地良い居場所」をコンセプトに、主力の大山どり焼き鳥専門店「やきとり家すみれ」(以下「すみれ」)とはターゲットも特徴も異なるブランドとして開発した