8月31日付の外食日報は

●プレナスは外食事業の回復による業績拡大へ

弁当店「ほっともっと」を展開するプレナスは今期(23年2月期)、定食店「やよい軒」を主力とする外食事業に力を注いでいる。既存店の本格回復へターゲット層を明確にしたメニュー提案や、デジタルを駆使して集客などにつなげるDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進。「ほっともっと」を安定収益源に外食事業をドライブにすることで、業績はコロナ前に迫る売上回復と大幅増益を目指す。

●アクティブソースが「晩杯屋」関西進出で出店加速へ

トリドールホールディングス傘下のアクティブソースは、立呑み酒場「立呑み 晩杯屋」の出店エリアを拡大する。東京・神奈川で38店舗(8月30日時点)を展開する中、31日に関西地方初の店舗となる「立呑み 晩杯屋十三店」(大阪・十三)をオープンする。

●7月既存店売上高も9割の企業が前年超え

上場外食企業の22年7月既存店売上がまとまった(集計対象56社・業態、関連表は9面に掲載)。新型コロナの影響を踏まえて数値開示を休止中の企業を除く55社・業態のうち、約9割の50社が増収。前月は51社が増収でほぼ同等の推移となった。多くが2桁以上の増収率という点も継続しており、回復基調が顕著な状況が続いた。