8月23日付の外食日報は

●SANKO MFは「飲食」「水産」両軸経営で成長目指す

大衆酒場「アカマル屋」や焼肉店「焼肉万里」などの飲食事業と、水産事業を手がけるSANKO MARKETING FOODSは、新たな経営スタイルによる成長を目指す。もともと主力としてきた飲食事業に加え、コロナ下の2年間で取り組んできた水産事業の強化に引き続き力を注ぐ。水産事業で培った仕入れ力などを飲食店のブランド価値向上にもつなげ、飲食と水産の「一体運営」(長澤成博社長)による成長戦略を描く。

●ダイナックが繁華街立地ターゲットの新業態立ち上げ

バーや居酒屋、レストランなど約50業態・111店舗(22年8月19日時点)の飲食店を展開するダイナックは22日、大阪・天満に新業態の大衆居酒屋「純けい焼鳥 ニドサンド」(以下「ニドサンド」)をオープンした。コロナ下で業態ポートフォリオの再構築を進める中、新たに開拓していく立地の一つである繁華街の路面で「勝負できる業態」(同社)として開発したもの。

●台湾カフェ「春水堂」が台湾料理フルコース試す

オアシスティーラウンジ(東京・青山、木川瑞季社長)はタピオカミルクティー発祥の台湾カフェ業態として首都圏中心に展開する「春水堂」で、台湾料理のフルコースの提供を試す。9月1日から最大規模の旗艦店(約55坪・70席)である「渋谷マークシティー店」限定で始めるもので、夜の利用客の獲得増を狙った施策。反響次第で各店ごとに販売可能かどうかを検討する構えだ。