8月19日付の外食日報は

●物語コーポは各ブランドの収益力向上で中期成長へ

物語コーポレーションは今期(23年6月期)から、3か年の新・中期経営計画「ビジョン2025」を推進する。テーブルオーダー型食べ放題焼肉店「焼肉きんぐ」をはじめとした既存ブランドの事業拡大と収益性向上、新業態育成に注力。DX(デジタル・トランスフォーメーション)も進める。加藤央之社長は「これからはやはりナンバーワン、選ばれる店しか生き残れない」と、攻めの姿勢を強調した。

●「俺の天ぷらバル」でフレンチシェフ監修天ぷら提案

俺の(東京・銀座、木場亮太社長)が19日に出店する新業態「俺の天ぷらバル」(同・新橋)で提供するのは、「俺のフレンチ」総料理長の遠藤雄二氏が監修した天ぷらや一品料理。フレンチならではの創作天ぷらや、和牛、アワビなどの高級食材を使用した天ぷらまで幅広くラインナップし、「俺の」シリーズのブランドの原点である全席立ち飲みスタイルでの気軽な利用を提案する。

●SANKO MFが池袋の「金の蔵」で均一価格復活へ

居酒屋・焼肉店などの飲食店運営や水産事業を手がけるSANKO MARKETING FOODSは23日、居酒屋「金の蔵 池袋西口店」(東京・池袋)のメニューをリニューアルし、全品税別270円均一(税込297円均一)の居酒屋としてオープンする。2009年にオープンした270円均一(当時も税別価格で270円均一)の「金の蔵」店舗として、10年ぶりに同価格の均一居酒屋として営業し、過去の利用客の掘り起こしなどによる「客数の増加」(同社)につなげる狙いだ。