1月24日付の外食日報は

●研修センター店舗の運営が相次ぐ

居酒屋企業を中心に、新人が主体となって運営する「研修センター店舗」を試す動きが相次ぐ。実際に店舗で業務を行うことで緊張感と責任感を伴う分、早期の技術習得が期待できるものとなっている。新人同士で働くことで帰属意識を醸成し、ひいては離職率低下も見込める点も関心を集めており、人材戦略の有効な手段として取り組みが広がるか注目される。

●テラケン、「さくら水産」で再びドリンク99円

テラケンは28日から、「さくら水産」の一部店舗を除く約30店舗で「何倍飲んでもドリンク1杯99円フェア」を実施する。〈角ハイボール〉や〈瀬戸内はちみつレモンサワー〉、ソフトドリンクの〈玄米緑茶〉などの通常は199円~249円(税別・以下同)で販売しているドリンク8種を1杯99円で提供する。2月末までの期間限定。

●JF 髙岡会長が提言

日本フードサービス協会(JF)の髙岡慎一郎会長(人形町今半社長)は22日に都内のホテルで開催したJF賀詞交歓会の席上、今年10月に予定されている消費税増税に伴う軽減税率の導入や人手不足といった外食産業を取り巻く経営課題について、新たな需要獲得や外食をよりよい産業へと変えていくための「チャンス」にできるとの認識を示した。