8月1日付の外食日報は

●韓流ブームも追い風に韓国料理業態が台頭

外食市場で韓国料理業態が拡大している。近年は韓国の音楽やドラマが人気を博す「韓流ブーム」といわれる状況が続く中、なかなか海外に行けないコロナ下も相まって韓国料理業態の人気が改めて台頭。酒場系から食事メインのブランドまで、韓国料理店の存在感が高まっている。

●東和フードサービスは環境変化捉えて再成長へ

高級カフェ「椿屋珈琲」やレストラン「ダッキーダック」などを展開する東和フードサービスは事業環境の変化に対応しながら業績の再成長ステージ入りに臨む。このほど、今期(23年4月期)を初年度とする3カ年中期経営計画を策定。高付加価値サービスのノウハウを備えるなどの強みをさらに磨くとともに、ロードサイド出店など新規のチャレンジにも取り組んで収益基盤を強化する。

●トリドールHDが「タムジャイサムゴー」で激辛企画

トリドールホールディングスは香港発のスパイスヌードル店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」で8月3~5日の期間、激辛を訴求するキャンペーンを実施する。従来は裏メニューとして提供していたものを期間中は前面に押し出す形。同業態は本場香港ではスパイスヌードル店の大手で知られるが、日本では今春に進出したばかりで今後の拡大へ知名度向上を図っている段階にある。夏場に求められやすい辛いメニューをフックに、ユーザー獲得を図る。