7月27日付の外食日報は

●「外食ならでは」の価値で店舗に誘引

インパクトある見た目やボリュームが特徴の、家庭ではコストもかかって再現しにくいメニューが外食シーンで台頭している。新型コロナウイルスの感染者が再び増加し、消費の巣ごもり傾向も強まる公算があるなか、人々を外食店に誘引するうえでこうした「外食ならでは」の付加価値追求が欠かせない。既に想定以上に好調な事例が出てきていることも企画意欲を後押しする。

●ブルースターバーガーJ、創業店舗閉店で事業撤退

ダイニングイノベーショングループのブルースターバーガージャパンは、ハンバーガー店「Blue Star Burger中目黒店」(東京・中目黒)を7月31日をもって閉店し、「Blue Star Burger」事業から撤退する。同店の閉店により、最大4店舗(中目黒、兵庫・神戸、東京・立川、同・渋谷)を運営していた同チェーンの店舗はすべて閉店することになる。

●TechMagicが「P-Robo」普及へオリジナルの飲食店

調理ロボット開発ベンチャーのTechMagic(東京・青海、白木裕士社長)は8月6日、自社開発した調理ロボット「P-Robo」を導入したオリジナル業態となる、スパイスヌードル業態「Magic Noodle香味麺房」を東京・恵比寿に立ち上げる。同社として初めて飲食店を運営するもので、「P-Robo」の外食企業での導入増を軸とした普及に向けたアンテナショップという位置づけだが、「多店舗展開を視野に入れている」(同社)という。