7月26日付の外食日報は

●ブロンコビリーは商品提案強化で「コロナ禍前」奪回へ

ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」を東海・関東・関西でロードサイド中心に展開するブロンコビリーは今期(22年12月期)の業績回復へ、下期の既存店売上高はコロナ禍前の19年12月期(以下、コロナ禍前)並みの確保を目指す。商品提案の強化に注力し、調達力や企画力で差別化して集客増につなげる。併せて新エリアへの出店やM&A(企業の合併・買収)効果の追求など、中長期視点でのチャレンジにも取り組む。

●チタカIFが「ビアガーデンマイアミ」で新エリア開設

中京エリアを地盤に「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」や「ミスタードーナツ」、「天丼てんや」などのフランチャイズ店を運営し、自社ブランドの飲食店も手がけるチタカ・インターナショナル・フーズ(愛知・北名古屋、角嘉一郎社長)は8月1日、愛知県の名古屋栄三越屋上で運営する「ビアガーデンマイアミ」に新エリア「プライムシート」を設けるとともに、カラオケ付きの利用プランを投入する。屋上のため換気が良く、プライベート感もある空間として家族連れや友人同士のグループなどでの利用を提案する。

●「富士そば」で徳島県とコラボした〈すだちおろしそば〉

ダイタンホールディングス傘下のダイタンフードは8月1日から「名代富士そば」114店舗で、徳島県とのコラボレーション企画「旬の徳島フェア」の第1弾商品として、徳島県産のすだちを使用した〈すだちおろしそば(うどん)〉税込550円を発売する。「国内の食材を積極的に使用していきたい考えがある」(同社)なか、徳島県との初のコラボ企画として実施する。