1月22日付の外食日報は

●ブロンコビリー 人材育成とディナー強化に力注ぐ

ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」のブロンコビリーは今期(19年12月期)、既存店営業力の回復に注力する。出店を抑制し、人材の育成とディナー強化を推進するもので、「数の拡大はできているが、今一度原点に立ち戻って人や商品の質を高める」(竹市克弘社長)とする。業績成長率はいったん鈍化するが、中長期での継続的な成長へ道筋を付ける構えだ。

ゼンショー グループ共通電子マネーのポイント制度変更

ゼンショーホールディングス傘下のゼンショー・クーカは3月から順次、ゼンショーグループの共通電子マネー「ZENSHO CooCa(ゼンショークーカ)」のポイント制度を変更する。新たに現金やクレジットカード、他の電子マネーによる支払いでもポイントが貯まるようにすることで、「(「ZENSHO CooCa」のポイントサービスを)使いやすいようにする」(ゼンショーホールディングス)狙いだ。業態ごとに順次、変更していく方針。

●串カツ田中HD 初のテイクアウト専門常設店を球場内に

串カツ田中ホールディングスは3月17日、東京・後楽園の東京ドーム内1階コンコースにオープンする「東京ドーム グルメストリート」内に、テイクアウト専門の「串カツ田中 東京ドーム店」を出店する。テイクアウト専門の常設店舗は初。球場も初出店の立地となる。「串カツはスポーツ観戦中にも馴染みやすく、片手でも食べやすい」(同社)ことから、ビールやハイボールといったアルコールメニューとも相性の良い新たなフィンガーフードとしての定着を目指す。