6月14日付の外食日報は

●ゴンチャ ジャパン・角田淳社長兼CEO インタビュー 第1回

昨年10月にアジアンティーカフェ「ゴンチャ」の日本展開を担うゴンチャ ジャパンの社長兼CEO(最高経営責任者)に、日本サブウェイ元社長の角田淳氏が就任して半年ほどが経過した。コロナ下で環境が大きく変化するさなかの抜擢ながら同社の攻めの姿勢は不変。店舗数は国内122店舗(6月13日時点)まで増えた。タピオカドリンクのブームで飛躍し、今は改めて「お茶のカフェ」普及の担い手として注目される「ゴンチャ」が、コロナも落ち着きつつあるなかでどのように成長路線を描くか。

●FFチェーンが「スパイシーメニュー」で訴求

ファストフード(FF)チェーン各社で、メニューの「辛味」や「スパイシーさ」を前面に打ち出した商品提案が活発だ。気温が高まる季節に向けて定番で投入するチェーンも多く、今年も夏本番を前に各社が新作などを投入。販売するブランドを拡大する動きもある。

●鳥貴族HDの今期は売上回復から損益改善見通しに

全品税込350円均一の焼鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の鳥貴族ホールディングスは、コロナ禍の先行きが読み切れないとして未定としてきた今期(22年7月期)の業績予想を開示し、売上回復から損益が改善する見通しを示した。業績改善への期待感から投資家人気が高まった形で、13日の株式市場では同社株が年初来の高値を更新した。