6月9日付の外食日報は

●梅雨シーズン入りで関連の商品・サービスに存在感

関東甲信地方がこのほど、昨年より1週間早く梅雨入りした。今週末以降に各地が続々と梅雨入りするとの見通しも出され、梅雨シーズンの本番は近い。ここからの約1カ月間は気温の差が激しく、湿度も高くなり食欲にも影響しやすい時期となり、外食業界にとってはこの時期の需要をいかに獲得するかが夏の集客につなげる意味でも重要。食欲増進、スタミナをつける、食べやすくさっぱりしているといった梅雨を意識したメニューアプローチが散見されている。雨や曇りの日が多くなることで人々が外出自体を控えやすい面もあることから、来店促進へ独特なサービスもみられ、成果に関心が集まる。

●ダイナミクス、「炊き肉」を業態化へ

「鳥二郎」などの居酒屋や焼肉店を中心に97店舗を展開するダイナミクス
は25日、鍋の中央のくぼみに入った出汁で肉や野菜を煮て食べる「炊き肉」メニューの専門店として新業態「個室炊き肉 円(kyu)」を立ち上げる。

●日本サブウェイの「NIGHT バリュー」が好発進

日本サブウェイが4月13日からサンドイッチチェーン「サブウェイ」(22年4月末時点191店舗展開)で販売している17時以降限定の新たなセットメニュー「NIGHT バリュー」が好調だ。同セットの投入後は17時以降の全体売上が伸びており、「17時以降の売上が10%近くアップしている店も出てきている」(同社)という。