6月8日付の外食日報は

●フライングガーデンは3期連続の営業増益目指す

北関東を地盤に〈爆弾ハンバーグ〉が看板商品のファミリーレストラン「フライングガーデン」(22年3月末時点58店舗)を展開するフライングガーデンは今期(23年3月期)、増収と3期連続の営業増益達成を目指す。コロナ下のマイナス影響を抑えて業績を伸ばしてきた中、昨年6月に副社長から昇任した野沢卓史社長は、今後のテーマとして「スピード感をもって変化に対応する組織づくり」と「爆弾ハンバーグを中心にランチとディナーに特化した客単価1350円前後の肉の専門店モデルを磨き込むこと」に取り組んでいく考えだ。

●プレナスが「やよい軒」で大豆ミートを初導入

プレナスは定食チェーン「やよい軒」(366店舗・5月末時点)で14日から、大豆ミート使用メニューを初めて投入する。人気の定食3品で通常の肉を大豆ミートに置き換えることができるという、新たな選択肢を設ける形となる。

●小田急RSが二毛作形態で「箱根そば本陣」2号店

小田急グループで小田急線沿線を中心にスタンドそば(駅そば)店「箱根そば」をはじめとした飲食店を展開する小田急レストランシステムはこのほど、「箱根そば」のアッパー業態として東京・新宿の小田急線新宿駅構内で運営する「箱根そば本陣」の2号店を東京メトロ丸の内線新宿御苑前駅の1番出口付近に立ち上げた。「箱根そば」ブランドとして初の、夜は立ち飲み酒場となる二毛作形態を試す。