6月3日付の外食日報は

●グルメ杵屋はレストラン事業の回復に注力

うどん・そば業態などを展開するレストラン事業を中心に、機内食事業や業務用冷凍食品製造事業なども手がけるグルメ杵屋は、コロナ下で収益性が低下したレストラン事業の回復に力を注ぐ。併せて、コロナ影響の収束が見通せず、原材料価格の高騰など先行き不透明な状況が続く中、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた事業構造の再構築に引き続き取り組むことでグループ全体での収益改善と業績回復を目指す。

●うかいは業績向上へ「人材力」の強化にまい進

うかいは今期(23年3月期)からの新たな中期経営計画を策定した。今後の3年間をかねてから直面してきた課題の解決に取り組む足場固めの時期と位置づけ、「人材力」の強化などにまい進する。

●「フライングガーデン」がタイ料理店とのコラボフェア

北関東を地盤にハンバーグレストラン「フライングガーデン」を58店舗(2日時点)展開するフライングガーデンが9日、「フライングガーデン」で初めてタイ料理の要素を採り入れた企画として28店舗限定で「タイ料理満喫フェア」を始める。東京都内を地盤にタイでも店舗を構える、タイ料理店運営のSUU SUU CHAIYOO(スースーチャイヨー、東京・大森、川口洋代表)の主力業態「クルン・サイアム」とのコラボレーションによる。夏から秋にかけての売上増の起爆剤として9月下旬まで実施予定だ。