6月2日付の外食日報は

●一家HDは外食需要の回復期捉えて出店加速

一家ホールディングスは今期(23年3月期)、飲食事業で出店に改めて力を注ぐ。コロナ下で変化する消費者ニーズを意識した業態開発の成果として、「韓国屋台ハンサム」などの新業態が育ち、ブランドポートフォリオの拡充が進んだ。外食需要の回復機運を捉え、好調な新業態を中心に再成長の礎を築く。

●ラーメン・中華業態で「冷やし中華」提案が本格化

ラーメンや中華の専門チェーンで、暑い季節に向けた冷やし中華の提案が本格化してきた。早いチェーンではゴールデンウィーク前の4月下旬から発売するなど、例年春から夏にかけての恒例メニューとして訴求する動きが多い。今年も6月に入り徐々に気温が上がる日も増えてきた中、「いよいよこれから需要が本格化するのではないか」と期待感を示す声も聞かれる。

●「俺の」シリーズ全業態で英国フェア実施

「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」など、「俺の」シリーズ業態を展開する俺の(東京・銀座、木場亮太社長)は6日から、全業態・全店横断型のフェアとして、英国の食材や料理を提供する「俺の英国フェア」を7月5日までの期間限定で実施する。