5月31日付の外食日報は

●サンマルクHDは有望ブランドの育成などに力注ぐ

サンマルクホールディングスは今期(23年3月期)、強固な経営基盤の再構築に向けた中期経営計画の2年目としての取り組みを着実に進める。体質強化から業績の黒字化を目指すとともに、有望なブランドの育成や既存店のリブランディング、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の活用による効率化などに注力し、再成長の起点を構築して来期に臨む。

●グロービートJが「らあめん花月嵐」新タイプ試す

「らあめん花月嵐」を海外含め226店舗(22年5月30日時点)展開するグロービート・ジャパンはこのほど、「らあめん花月嵐」の新タイプ店舗となる「らあめん花月嵐Evolution 下北沢駅前店」(東京・下北沢)をオープンした。「『らあめん花月嵐』の進化版をつくる目的で運営している実験店舗」(同社)で、運営状況を検証しながら今後の新規出店なども視野に入れる。

●4月既存店売上高「通常営業化」を追い風に回復感強まる

上場外食企業の22年4月度既存店売上高がまとまった(集計対象56社・業態、関連表は8面に掲載)。新型コロナウイルスの影響を住まえて数値開示を一時休止中の企業を除く55社中、53社とほとんどの企業が前年実績を上回った。