5月24日付の外食日報は

●ダイナックがアフターコロナ見据えた業態開発を活発化

居酒屋やレストラン、バーなど約110店舗を展開するダイナックは、新業態の開発を活発化している。コロナ下の環境変化に対応し、従来の都心オフィス街メインの展開を見直して繁華街や郊外駅前・住宅地エリアなどの店舗を中期で増やす方針の下、20~30代を中心とした「ミレニアル世代」や家族連れを含む幅広い客層の集客を意識したブランド開発を推進。

●アトムはコロナ後意識した売上施策とコスト削減を

コロワイドグループのアトムは今期(23年3月期)、外食の需要環境は回復に向かっているが協力金などの下支えは縮小することで競争が激しくなるとの認識の下、コロナ後を意識した事業展開に力を注ぐ。商品・サービス面では需要環境の変化に対応した売上獲得施策を実施。コスト構造改革もさらに進める。

●初夏向けに「レモンデザート」の投入相次ぐ

ファミリーレストラン(FR)やカフェチェーンで、レモンを使用した初夏向けのデザートの提案が盛んだ。さわやかな風味がこれから暑くなる時期に適した商品として、各社がフェア企画などを実施。今年初めて初夏向けの商品企画に乗り出すなど、フレッシュな動きもある。