5月20日付の外食日報は

●ひらまつが「攻めの成長戦略」掲げる新たな中計策定

高価格帯のフレンチ・イタリアンレストランの運営やブライダル、ホテル事業を手がけるひらまつは、コロナ禍で打撃を受けた業績の立て直しを急ぐ。このほど、今期(23年3月期)を初年度とする、3カ年の新たな中期経営計画(以下、中計)を策定。前期に赤字幅を圧縮した営業利益の早期黒字化と、売上高の大幅増を目指す。

●WDIが約3年ぶりに海外出店を再開へ

WDIは今期(23年3月期)、米国から海外出店を再開する。世界的にコロナ禍の影響が及び、物流網の混乱もきたしているなどの環境変化を踏まえていったん控えてきたが、新業態を含めて中長期的な収益拡大の布石を敷く。

●オイシーズが「つじ田」で新たな加盟店ビジネス開始

つけ麺の「つじ田」をはじめ、天丼の「日本橋天丼 金子半之助」や博多長浜ラーメンの「田中商店」など飲食店をグループとして約60店舗展開するオイシーズ(東京・神保町、清宮としゆき社長)がこのほど、「つじ田」で新たな加盟店ビジネス「フ-ドブランドシェアリングサービス」を立ち上げ、第1期の加盟店募集を始めた。飲食店が幅広い手段でオイシーズのブランドを活用して収益拡大を目指す仕組みで、「ほかのブランドや今後開発する新ブランドでも活用する考え」(同社)という。