5月17日付の外食日報は

●日本KFCHDは商品、利便性の強化で「店舗体験価値」向上に注力

「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」が主力の日本KFCホールディングスは、店舗の拡大や売上増による事業成長を目指す。前期(22年3月期)から「第二の創業 これから50年の持続的成長に向けて」がテーマの新たな中期経営計画をスタートしており、今期(23年3月期)も引き続き同計画に沿った取り組みを進める考え。商品、利便性の両面から、店舗体験価値の向上や「KFC」の日常利用につながる施策などを進め、顧客満足度の向上と一層の支持獲得を目指す。

●ゼンショーHDは過去最高業績更新からさらに成長へ

ゼンショーホールディングスは3カ年の中期経営計画をスタートした。出店をはじめとした投資活動の積極化や人財戦略の強化などを推進。過去最高益更新からのさらなる成長段階入りとともに「世界のフード業におけるリーディングカンパニー」としての地位確立を図る。

●ファーストキッチン・紫関修社長インタビュー 第2回

――「ファーストキッチン」についてはどのような状況にあるのか。
「『ファーストキッチン』はハンバーガー単品で300円台の商品が中心というブランドであったが、商品開発、マーケティングの部門のスタッフたちにもっと良い商品を売ることができるブランドにしようと言ってきた。もともと挨拶もきちんとでき、商品をおすすめすることもしっかりとできており、つまりは…