5月18日付の外食日報は

●すかいらーくHDは今期の基本戦略を継続

ファミリーレストランの「ガスト」や中華の「バーミヤン」などを展開するすかいらーくホールディングスは、客数増にフォーカスした取り組みを続ける。今期(22年12月期)は「ブランド特性に合わせたメニュー戦略」「店舗QSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)を徹底的に磨き込む」「DX戦略を強力に推進」の3つを基本戦略としており、第2四半期以降も継続することで利用客からの支持獲得を目指す。

●プロントCが6月末に「エビノスパゲッティ」開業

プロントコーポレーションは6月30日、東京・丸の内の丸ビル内に新業態のスパゲッティ専門店「エビノスパゲッティ」の1号店を立ち上げる。調理ロボット開発ベンチャーのTechMagic(東京・青梅、白木裕士社長)と共同で開発したパスタ自動調理ロボット「P-Robo」を初めて導入する店舗。今夏開業予定としてきたが、このほど日程の詳細が固まった。

●ファーストキッチン・紫関修社長インタビュー 第3回

――「まん延防止等重点措置」は解除されたが外食ではなかなか夜の売上が獲れない、元には戻らないのではないかと言われる。
「『ファーストキッチン』は例えば都心部の店舗ではランチ需要はそれなりに戻ってきたが、ティータイムの需要は落ちている。昼食を逃した営業マンによる需要がテレワークへの移行で減ったことが大きい。夜は繁華街の店が軒並み閉鎖した影響で、街に人がいなくなり当社も厳しくなっている面がある。しかし…