5月11日付の外食日報は

●エムピーキッチンが東京・日本橋にとんかつ業態を

「つけ麺専門店 三田製麺所」(42店舗)を主力に餃子専門店「渋谷餃子」(5店舗)などを展開するエムピーキッチン(東京・渋谷、村上竹彦社長)が26日、「日本橋とんかつ一HAJIME」を東京・日本橋に立ち上げる。多店舗化を視野に入れており、一部メニューを専門店として切り出した派生業態を出していく構想もある。

●タケノがワイナリー併設の居酒屋を初出店

外食事業(22年4月末時点約60店舗展開)や通販事業を手がけるタケノ(福岡・博多、竹野孔社長)は20日、福岡・博多のJRJP博多ビルに、ワイナリー併設の居酒屋「博多ワイン醸造所 竹乃屋」をオープンする。主力の居酒屋業態「竹乃屋」に、同社初のワイン醸造所に加え、ワインショップも併設した店舗となる。

●セブン&アイ・FSが家庭向け冷凍食品本格販売へ

ファミリーレストラン「デニーズ」を展開するセブン&アイ・フードシステムズは17日、冷凍食品を取り扱う新ブランド「Denny’s Table」を立ち上げ、食品の本格販売に乗り出す。現在も「デニーズ」各店で家庭向けの冷凍食品を取り扱い、そのうち約100店舗では専用のショーケースを置いて冷凍食品の販売を実施している中、17日からは「Denny’s Table」ブランドの新商品を発売して販売をより強化する方針。ショーケースは順次導入を拡げ、6月中旬には全体の7割以上に相当する約240店舗に設置する見通しだ。