4月28日付の外食日報は

●最長10連休のGW商戦に外食各社の意気高く

最長10連休となる29日~5月8日のGW(ゴールデンウィーク)に向けた外食各社の商品・サービス提案が目覚ましい。昨年は東京、大阪、京都、兵庫の4都府県が緊急事態宣言下だったが、今年は通常営業ができる環境。一方で旅行関連の需要はいまだ低調なため、コロナ前の19年以前ほどではないが旺盛な需要が見込めるというのが各社の共通認識だ。ファミリーレストランをはじめとした各ジャンルにおけるGW限定企画では、ちょっとした贅沢をしたいニーズに対応したメニュー訴求が目立つ。店外飲食需要へのアプローチもあり、春の最大商戦での最大限の成果獲得へ意気込みがうかがえる。

●「モスバーガー」が「夜モス」を全国展開

モスフードサービスは「モスバーガー」で5月18日から15時以降の夜限定メニュー企画「夜モス」で新作ライスバーガー2品を投入する。ディナータイム強化施策の「夜モス」はこれまでは一部店舗での実験的な展開にとどまっていたが、初の全国規模(一部店舗除く)での展開に踏み出すもの。

●DDプラスが出前館のサイト「仕入館」と連携

DDホールディングス(DDHD)の子会社で、グループの購買や中小飲食店向けの「仕入れ支援サービス」を手がけるDDプラスはこのほど、デリバリーサービス「出前館」を運営する出前館と連携し、出前館が飲食店向けに展開している仕入れ支援サービスサイト「仕入館」への商品・サービスの提供を始めた。