4月20日付の外食日報は

●SFPHDは体質強化を経て成長戦略に軸足

SFPホールディングスは収益体質の向上を経て今期(23年2月期)以降、コロナ禍以前から進めていた成長戦略に改めて軸足を移す。1都3県を中心に展開してきた主力の海鮮居酒屋「磯丸水産」について、地方都市での出店を進めるほか、地域密着型のネオ大衆酒場業態の育成に注力する。

●ロイヤルホールディングス・阿部正孝社長インタビュー②

ロイヤルホールディングスが2021年5月、新たに立ち上げたのがバターミルクフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken(ラッキーロッキーチキン)」だ。コロナ下での新たな生活スタイルに対応する業態として開発。22年からの中期経営計画では、自社施設で飲食などを提供する「施設型事業」の中の「事業創造領域」に位置する新たなブランドとして育成中だ。

●釣宿から仕入れる「釣り魚」が売りの大衆酒場を

ダイナックは21日、東京・日本橋に新業態の「釣宿酒場 マヅメ」をオープンする。海鮮酒場「魚盛」からの業態転換による出店。「都会にいながら『釣り魚』をリーブナブルに楽しめる店」をコンセプトに、「『飲んで食べて3000円』の魚が売りの大衆酒場」(秋山武史社長)として開発した。