4月18日付の外食日報は

●ハイデイ日高が営業利益黒字化へ新規出店や業態開発推進

ラーメン・中華の「日高屋」をメインに約440店舗(22年2月末時点)を展開するハイデイ日高は今期(23年2月期)、営業利益ベースでの黒字転換を目指す。「日高屋」を中心とした関東1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)での店舗拡大に加え、新業態の改良・開発、テイクアウトやデリバリー販売、冷凍自販機の設置、人材教育の充実など多角的な取り組みを進め、業績回復につなげる構えだ。

●「ガスト」が創業30周年機に大掛かりなメニュー改定

すかいらーくグループのすかいらーくレストランツはファミリーレストラン「ガスト」でこのほど春のメニュー改定を実施した。同ブランドは今年3月で創業30周年を迎えており、「30周年の集大成として、通常のシーズンごとに行っているメニュー改定とは異なり、内容も含めて例年になく大規模なものに取り組んだ」(同社)とする。新メニューは約50商品を投入。改定メニュー数は昨春の約2倍に及ぶ。

●「大戸屋 ごはん処」の新モデルが発進

大戸屋は定食メニューを中心に手掛ける「大戸屋 ごはん処」で新モデルを開発し、15日に新モデル1号店を栃木県宇都宮市の商業施設「福田屋ショッピングプラザ宇都宮店」の敷地内に立ち上げた。コロナ禍にあってニーズが高まる非接触ニーズにより対応するとともに、他社業態との差別化にも配慮した形で利便性向上を図るシステムを導入。「初めてのスタイルとなるためまずは成果をみてからとなるが、既存店を順次新モデルに変えていくことを視野に入れている」(同社)としている。