4月14日付の外食日報は

●FFが「夜もしっかり食べたい」への対応強化

サンドイッチやハンバーガー、とんかつなどのファストフード(FF)系チェーン各社が、夕食需要の取り込みに力を入れている。潜在需要が大きく、ランチのピークタイムに比べて開拓の余地が見込める時間帯の需要獲得に乗り出しているものだ。夕食時間帯に多い「しっかりと食べたい」とのニーズに応えるべく、ボリュームや値ごろ感を意識した提案で集客を図る動きが盛んだ。

●「スシロー」がGWに多ジャンルとのコラボ企画を

FOOD & LIFE COMPANIES傘下のあきんどスシローは回転寿司チェーン「スシロー」で20日からフェア「ゴールデン・ウィークコラボ祭」を実施する。肉業態の「肉山」と初めて組むなど、さまざまな飲食ジャンルの4ブランドと協業。サイドメニューまで幅広くコラボレーション商品をそろえる。

●トリドールHDが丸亀市と「共創型」地域活性化で連携

讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」を主力とするトリドールホールディングスは13日、香川県丸亀市と地域活性化包括連携協定を締結した。これまで両者で行ってきた地方創生を一歩進めた、新しい形の「共創型」の地方創生に取り組むものとなる。同社は上場外食企業に強く求められてきているCSR(企業の社会的責任)活動に拍車をかける構えだ。