4月13日付の外食日報は

●「春土用」で存在感強まるうなぎ業態

17日からの「春土用」入りを機に、うなぎを手掛ける業態の存在感が強まりそうだ。土用期間は丑の日にうなぎを食べる夏土用が著名だが春夏秋冬いずれにもあり、特に春土用(今年は17日~5月4日)は気温が上がりだす時期でもあることからスタミナ食としてうなぎが注目されやすく、外食業界でも関連業態の提案が賑わう。折しも全国的に夏日となる日も増えてきたタイミングでもあり、うなぎ関連の業態に商機が到来。夏場の最盛期の需要も占う場面としても、専門チェーンや新業態などの動向が注目となる。

●「ゴンチャ」のいちご杏仁ミルクティーが想定超の支持

ゴンチャ ジャパンが3月17日にアジアンティーカフェ「ゴンチャ」の国内店舗(全116店舗中「岐阜又丸店」を除く115店舗)で発売した〈いちご杏仁 阿里山 ミルクティー〉(ICED・Mサイズ税込580円)と〈いちご杏仁 阿里山 フローズンミルクティー〉(同600円)が好調だ。4月10日までの約3週間で、同2品合計の販売数が25万杯を突破。計画比で約1.5倍と想定を上回る支持を集め、期間限定商品の販売数として「国内の『ゴンチャ』史上最大のヒットメニュー」(同社)になっているという。

●SFP、「磯丸水産」で初のテイクアウト限定品

SFPホールディングスは12日、「磯丸水産」「磯丸水産食堂」の計5店舗限定で、テイクアウト限定販売の海鮮おにぎりサンド「DON-IRAZU」を発売した。「磯丸水産」ブランドでのテイクアウト限定商品販売は初。自宅や屋外でのレジャー、公園などで、片手で手軽に楽しめるフードとして訴求する。