4月8日付の外食日報は

●ラーメン店が「ロードサイド出店」に熱視線

ロードサイド立地でラーメン業態の出店が賑わっている。ファミリー層や近隣住民など幅広い客層の集客が見込める立地として、大手チェーンから中小規模の著名店まで店舗拡大の動きがある。コロナ下で出店候補地となる物件が出やすい状況に鑑み、駐車場を備えたロードサイド店舗を増やすチェーンもみられる。

●壱番屋が6月から値上げとカスタマイズ対応強化実施

壱番屋は「カレーハウスCoCo壱番屋」で6月1日からベースのカレーソースと肉類トッピングを値上げする。世界的な食材価格や資源価格の高騰の影響が出ていることから、値上げで品質の維持を図る。

●東京商工リサーチ調べ 21年度飲食業倒産動向

信用調査大手の東京商工リサーチはこのほど2021年度(21年4月~22年3月)の飲食業倒産動向をまとめた。同年度の飲食業倒産(負債1000万円以上)は前年度比21.9%減の612件となり、2年連続で減少した。