4月7日付の外食日報は

●丸千代山岡家はQSC向上や業務効率化などに注力

幹線道路沿いを中心にラーメン専門店「ラーメン山岡家」を展開する丸千代山岡家は今期(23年1月期)、QSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)向上やクレームの低減、デジタルを活用した販売促進活動や業務効率化に注力し、既存店の収益力強化につなげる。新業態の多店舗化も含めた出店のペースアップも実施する。業績面はコロナ禍の影響から経常利益が減少傾向にあったが…

●WDI・清水謙社長インタビュー 第3回

――新型コロナ禍で環境が激変している。影響はどう出ているか。
「外食で特に影響を受けたのが都市型の居酒屋業態だったわけだが、当社も酒類提供比率の高い店は厳しく、都心の大箱も多かったため、やはり最も打撃を受けた企業の一つだ。しかし、どれほどの逆風でも強い業態は強い。弱くなるのは芯が弱いからだ。環境が良く自然と人が入っていたような状況は当面望めないだろうが…

●チムニーがステーキ投入で「食事需要」獲得強化

チムニーは食事需要の取り込みを強化する。7日から居酒屋の「はなの舞」「さかなや道場」「魚鮮水産」などの約300店舗(予定)で、オーストラリア産牛肉を使用したひれステーキを提供する「牛ひれステーキフェア」を実施する。120gから480gまで4つのサイズで用意し、単品だけでなく定食スタイルでも提供することで、1人客の食事からグループでのシェアまで幅広い利用動機の獲得につなげる。実施期間は4月下旬までの予定。