3月30日付の外食日報は

●ワタミは「焼肉の和民」で時代の逆を行く価格戦略

ワタミは外食事業の基幹ブランドである焼肉業態「焼肉の和民」(26店舗)で、時代の流れにあえて逆行する値下げ政策に踏み切った。食べ放題なしの単品販売のみに切り替えたうえで、商品価格を2割値下げ。全品429円(税込・以下同)以下の焼肉店へとリモデルする。渡邉美樹代表取締役会長兼社長は「創業から38年になるが、これほど大きい値下げ幅は初めて」とし、客数を取ることによる収益の巻き返しに意欲を示した。

●京王電鉄が下北沢駅高架下に新たな複合施設開業

京王電鉄は30日、京王井の頭線下北沢駅の高架下に飲食店13店舗にシェアオフィス、書店、雑貨店など20店舗が軒を連ねる複合施設「ミカン下北」をオープンする。同施設は「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」をコンセプトに「ミカン(未完)」と名付けられ…

●ダイナックが出店戦略見直し、新業態開発積極化へ(下)

ダイナックが30日にオープンする新業態「焼鳥 ハレツバメ 横浜鶴屋町店」(神奈川・横浜)の看板メニューは、専用のタレを使用し、炭火で香ばしく焼き上げる鴨串。粗挽きの鴨ミンチから店舗で手仕込みする〈生つくね〉290円(税込・以下同、「黄身ダレつき」は350円)のほか、〈鴨ねぎま〉250円などを用意する。鴨串以外に、国産若鳥を使った焼鳥(塩orタレ)も〈もも〉200円など各種そろえる。