3月25日付の外食日報は

●レストラン企業で着実に進む郊外型カフェ育成

レストランを中心に手掛ける企業による、郊外立地でのカフェ業態の育成が着実に進んでいる。コロナ禍で営業時間短縮の影響は受けてきたが、「新しい生活様式」下で人が都心部から郊外へ移る人流の変化にも対応する立地面の強みも発揮。積極的な出店方針を貫く企業もある。「まん延防止等重点措置」解除から外食ムードが改善に向かうなかで恩恵を大きくうけることも想定され、動向が注目される。

●ホットパレット・松本純男社長インタビュー②

2020年9月1日から「ペッパーランチ」の運営を始めたホットパレットは、同年末に大幅なメニュー改定を実施。商品数をそれまでの半分以下にまで絞り込み、カテゴリーごとに〈ビーフペッパーライス〉(Mサイズで税込770円)、〈ワイルドジューシーステーキ〉(200g・ライス付で同1240円)、〈肉塊ハンバーグ〉(200g・ライス付で同1020円)とキラーアイテムを明確にした。

●アルテゴがパブと大衆酒場の顔を持つ立ち飲み業態

JFLAホールディングスの子会社でベーグル店「BAGEL & BAGEL」や台湾ドリンク店「瑪蜜黛(モミトイ)」、パブ業態「DRUNK BEARS」などを運営するアルテゴは28日、神奈川・関内にクラフトビールが売りの立ち飲み業態でデリバリーも実施する「DRUNK BEARS EXPRESS(ドランクベアーズエクスプレス)」をオープンする。