3月23日付の外食日報は

●鳥貴族HDは業績回復へ営業時間正常化に重点

全品税別298円均一の焼鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の鳥貴族ホールディングスは今期(22年7月期)の下期、営業時間の正常化を最重要施策に掲げるとともに、メニューの訴求による既存店の売上回復や出店再開にも力を入れる。チキンバーガー店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」は知名度向上に取り組む。これらの施策で「反転攻勢につなげる」(大倉忠司社長)構えだ。

●ワイエスフードが初の焼肉食べ放題コース導入

福岡県を地盤に豚骨ラーメン店「九州筑豊ラーメン山小屋」を展開するワイエスフードはこのほど、同社初の焼肉食べ放題サービスを提供する「九州筑豊ラーメン焼肉 山小屋 ミスターマックス宇佐店」を大分県宇佐市にオープンした。もともとラーメンと焼肉を提供していた既存店からのリニューアルオープンとなる。

●リン・クルーが定食スタイルの新業態立ち上げ

韓国ごはん・酒家「ダイダイ」など多ブランドを展開するリン・クルー(東京・六本木、林直樹社長)はこのほど、神奈川・武蔵小杉の商業施設「武蔵小杉東急スクエア」に、アジア各地の代表的な料理を定食スタイルで提供する新業態「アジアのかまど」をオープンした。タイ料理、インドネシア料理といった日本人が連想しがちな東南アジア系の料理だけでなく、韓国、中国、台湾、日本も含めたアジアのさまざまな国・地域の料理が楽しめる食事主体業態として開発した。