3月22日付の外食日報は

●「まん防解除」で見越すインバウンド需要の回復局面

21日で「まん延防止等重点措置」は全面解除。政府は「県民割」などいわゆる「都道府県版GoToトラベル」を地域ブロックに拡げることも決め、全国版再開へ前進した。コロナ禍の落ち着きから人の移動も戻りつつある。そこで先々期待が持てるのが、インバウンド(外国人の訪日旅行)需要の持ち直しだ。外国人人気の高い外食店は関連消費のはく落が痛手となってきたが、復活の足音は近づいている。

●ハイデイ日高が営業効率最大化へ配膳ロボ本格導入

ハイデイ日高は顧客満足度向上と、営業効率の最大化を企図して配膳・運搬ロボットの導入を本格的に始めた。USEN-NEXT HOLDINGS傘下のUSENから50台を購入。「中華食堂日高屋」(以下「日高屋」)の50店舗を対象に順次導入していく。ellaBot(ベラボット)」の2機種をテスト導入していた。

●ワタミが卓上サーバー飲み放題に参入

ワタミはこのほど、「こだわりのれん街 大井町東口駅前店」と「三代目 鳥メロ」「ミライザカ」の計7店舗で、利用客自身が注いで楽しむ飲み放題用の卓上サーバーを導入した。卓上サーバーの設置は同社初。今後の導入拡大についても「検討していく」(同社)構えだ。