3月7日付の外食日報は

●厳しい需要環境で光る「異業種コラボ」

ドムドムフードサービスがハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」でアパレル大手アダストリアの主要ブランド「niko and…(ニコアンド)」と組むなど、外食業界で異業種とのコラボレーションが目立つ。最近では同業同士で組む形もみられたが、「まん延防止等重点措置」が18都道府県で延長される(関連記事7面)など厳しい需要環境が続く状況では、普段あまり外食をしないような人も含めて幅広くブランド認知を広げることの重要度は高まる。異業種コラボは意外性から話題になりやすい面もあり有力施策として注目される。

●12月期決算② 増収増益は4社・増収黒字は1社

上場外食関連企業の21年12月期決算において、経常利益ベースでは増収増益が4社、増収黒字が1社だった。増収増益は日本マクドナルドホールディングス、アークランドサービスホールディングス、ホットランド、B-R サーティワン アイスクリーム(売上高順、本紙3月4日付参照)。増収黒字はグローバルダイニング。日本マクドナルドホールディングスとアークランドサービスホールディングスは連続の増収増益でかつ期初段階での予想を超過。

●チキンバーガーの「DooWop」が大豆ミート導入

ダイニングイノベーショングループのすみれは7日、東京都内で2店舗を展開するチキンバーガー業態「DooWop」で、ブランド初となる大豆ミート採用バーガーの〈チリビーンズサラダチキンバーガー〉税込360円を発売する。「サラダを食べるチキンバーガー」シリーズの第3弾商品となる。