2月18日付の外食日報は

●サーティワンがスイーツ専門店市場を本格開拓

アイスクリームショップ「サーティワン アイスクリーム」を展開するB-R サーティワン アイスクリームは今期(22年12月期)、新市場の開拓に注力する。アイスクリーム専門店市場で大きなシェアを持つ中、今後はケーキ店やドーナツ店、ファストフード業態などが含まれるスイーツ専門店市場からの売上獲得にも力を入れる考え。中長期視点での成長も見据え、ジョン・キム代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)は「スイーツ専門店市場から売上を獲得していくことが私たちの成長にとって重要」と強調する。

●物語コーポは長期視点でトップブランド作りなど推進

物語コーポレーションは今期(22年6月期)の下期、業界トップのブランド作りや新業態開発、海外事業育成を戦略の柱に取り組む。引き続きコロナ禍によって事業環境の先行きが読みにくいのが現状だが、加藤央之社長は「確実に支持されるブランドを作っていかないと生き残れない。先を考えても今の段階から海外展開にも力を入れる」とし、長期視点に立って継続的な成長への礎を築く構えを示す。

●エバーAが「東京デミグラス」で初の期間限定企画

アークランドサービスホールディングス(以下、アークランドSHD)傘下でからあげ業態「からやま」などを担うエバーアクションは18日、ハヤシライス専門の新業態「東京デミグラス」(埼玉・三郷)で初の期間限定メニューとなる〈チーズハヤシ〉税込869円を発売する。看板のハヤシライスにとろりとしたチーズをトッピングしたもの。「東京デミグラス」では粉チーズは使用しているが、とろりとしたタイプを提供するのは初となる。販売期間は1カ月程度を予定する好評の場合は延長することを検討する。