2月17日付の外食日報は

●ロイヤルHDは再生と成長へ新中計始動

ロイヤルホールディングスは今期(22年12月期)からの3カ年の新たな中期計画をスタートさせた。コロナ禍を機に変容している環境にも対応しながら収益力を強化して「コロナ前の水準にまい進する」(菊地唯夫会長)もの。外食をはじめとした事業構成の再定義にまで踏み込む変革を断行し、再生から成長につなげる。

●魁力屋が立地別のメニュー提案実施

京都が地盤の魁力屋(藤田宗社長)は16日から「京都北白川ラーメン魁力屋」で、立地別の期間限定メニューを投入した。ロードサイドなどの路面店90店舗以上(沖縄は除く)では〈汁無台湾麺(追い飯付き)〉(並・麺200gで869円~/税込・以下同)を、フードコート店(イオンモールライカム沖縄店除く19店舗)では〈生姜醤油ラーメン〉(並825円~)を発売。立地別の限定商品投入は過去にも実施しており、それぞれの立地でしか味わえない商品を用意することで、両方のメニューを楽しんでもらうなど利用機会の増加につなげる狙い。販売期間はいずれも3月末ごろまでを予定している。

●リンガーハットが人材関連業務でデジタル活用推進

リンガーハットが人材関連業務をデジタル活用で効率化する取り組みに積極的だ。採用面に次いで今回、育成面における活用として新たに、スタディスト(東京・神田、鈴木悟史代表)によるマニュアル作成・共有を効率化するシステム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」の本格導入を決めた。