2月10日付の外食日報は

●ご当地グルメ企画で集客難を打破へ

外食ブランドで、店舗に居ながらにして現地の味を楽しめ、旅行した気分も味わえるようなご当地メニューを企画する動きが目立っている。新型コロナ禍の影響で依然として外出しにくい情勢にあって、高まる旅行意欲に応えようというもの。ブランドにとって初のご当地グルメ企画を実施するところや、初の内容でフェアを行うところもある。成果も出ているなかで、当面有力な販売促進の切り口として取り組みが盛り上がりそうだ。

●マクドナルドが上場来最高の全店売上、営業利益に

日本マクドナルドホールディングスの2021年12月期連結業績は、既存店の好調などにより、営業利益が前期比10.3%増の345億1800万円となった。21年12月期業績は、連結ベースで売上高3176億9500万円(前期比10.2%増)、経常利益336億1800万円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益239億4500万円(同18.6%増)。全店売上高は前期比10.7%増の6520億4700万円となり、日色保社長は…

●建材商社の杉田エースが外食に本格参入

建築用金物主体の建材商社で長期保存食の「IZAMESHI(イザメシ)」ブランドも手掛ける杉田エース(東京・両国・杉田裕介社長)が、19日にラーメン店「麺屋優光 銀座店」(東京・銀座)をオープンする。これまで飲食店では「IZAMESHI」のアレンジ料理を出すアンテナショップ的なカフェを2店舗展開するなか、ラーメン店で外食店に本格参入する形。