1月27日付の外食日報は

●店内飲食補う「恵方巻」アプローチは第2局面へ

節分(2月3日)が近づき、外食の「恵方巻」アプローチが次の局面を迎えている。年明け以降、回転寿司大手チェーンをはじめとした寿司店から企画、予約販売開始の動きが出てきたなか、ここにきてそれ以外の幅広い業態ジャンルからも提案が相次ぐ。節分の夜に食べる太巻き寿司ではあるが、ごはんは使わないものなど変わり種も登場して本番へのボルテージが上がってくるのが例年の傾向。今年はコロナ禍で店内飲食が厳しいなかでテイクアウト売上の確保が重要度を増しているだけに、各社は改良を加えたりラインナップを拡充するなど意欲的だ。

●F&LC、米国の培養魚肉ベンチャーと業務提携

FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は魚の細胞を培養して水産資源をつくる「培養魚肉」を手掛けるベンチャー企業BlueNalu(本社・米カリフォルニア)と業務提携で合意した。培養技術による魚肉開発の共同研究を始める。

●アントワークスが丼とステーキで初の複合店

アントワークス(東京・高円寺、早川淳社長)は26日、「伝説のすた丼屋」と「伝説のステーキ屋」の複合店舗を埼玉・鴻巣にオープンした。2業態複合型店舗は同社初で、「伝説のステーキ屋」既存店からのリニューアルとなる。「伝説のすた丼屋」の知名度やテイクアウト需要も見込める強みと、「伝説のステーキ屋」のイートインでの強みを生かした「新たな試み」(同社)の店舗として立ち上げる。