1月26日付の外食日報は

●「キッチンカーで『お客様の近くに』」-モス櫻田会長

「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは、新たにキッチンカーの展開に乗り出す。創業50周年記念事業として取り組むもので、29日、青山商事の協力により東京・池上の「洋服の青山 大田久が原店」の駐車場で「キッチンカー MOS50」(モスフィフティ)の1号車(1号店)の営業を始める。

●テンアライドが二毛作プロジェクトで「2号店」立ち上げ

テンアライドはこのほど居酒屋「大衆スタンド カンダヤ(神田屋)」の田町店(東京・田町)で、とんかつ専門業態「大衆とんかつ かんだ」との二毛作営業を始めた。「大衆とんかつ かんだ」は、同社が昨年10月に3つの新業態を相次ぎ立ち上げた二毛作プロジェクトにおけるブランドの一つ。同プロジェクトから初の「2号店」を出したもので、プロジェクトが次の局面に入った。

●JF調査 21年全店売上高98.6%で「コロナ1年目」を下回る

日本フードサービス協会(JF)は会員社を対象とした2021年(1~12月)の外食産業市場動向調査をまとめた(関連表8、9面)。21年の全店ベースの全業態合計売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響で前年比98.6%(以下、特記なしはすべて前年比)。客数98.0%、客単価100.5%だった。売上高はコロナ前の前々年比では83.2%となった。