1月19日付の外食日報は

●ドトール・日レスHDは既存事業強化と「立地に適した業態」の積極出店を

ドトール・日レスホールディングスは、業績回復に向けて既存事業の強化と新規出店に力を入れる。コロナ環境下の営業施策としてテイクアウト商品の強化やコーヒー豆などの卸売事業拡充を進めてきた中、主力の「ドトールコーヒーショップ」や「エクセルシオール カフェ」について、実店舗としてのブランド価値向上にも力を注ぐ。また、コロナ下で出店候補地となる物件が出やすく、物件の情報量も「非常に増えている」(星野正則社長)ことから、積極的な出店姿勢を維持する方針だ。

●カオカオカオが「Farm to Table」プロジェクトで第2弾

タイ料理店の「タイ屋台999(カオカオカオ)」を東京と大阪に5店舗展開するカオカオカオ(東京・中野、新井勇佑代表)は、タイ料理食材の生産から流通、販売まで手掛けるサプライチェーンの構築に取り組む「Farm to Tableプロジェクト」の第2弾の取り組みを立ち上げた。流通部分の仕組みを構築したもので、業務用商材卸IZUMIYAのグループ会社である外食産業向け食品商社IZUMIYA西東京と提携。4月から、タイ野菜を含む日配可能な物流システム「999デリー」の実証実験を直営店で始める。

●「モスバーガー」がとり竜田揚げのハンバーガー投入

モスフードサービスは「モスバーガー」で今冬、鶏肉メニューの提案を強化する。27日、チキンをパティにした期間限定ハンバーガーの新作としてとり竜田揚げをサンドした和風の〈とり竜田バーガー〉税込390円を投入する。同時に定番の〈チキンバーガー〉同290円もリニューアルする。