1月18日付の外食日報は

●串カツ田中HDは環境変化を捉えながらV字回復を

「串カツ田中」の串カツ田中ホールディングスは今期(22年11月期)、業績V字回復を目指す。コロナ禍はまだ予断を許さないが、EC(インターネット通信販売)強化などコロナ禍がもたらす需要環境の変化への対応も進み、「売上の戻りの早さは外食でも恐らくトップクラスと自負する」と貫啓二社長。出店も改めて推進し、前期を底に再成長軌道への復帰を図る。

●吉野家ホールディングスが「吉野家」モンゴル1号店

吉野家ホールディングスはこのほど、モンゴル1号店を首都ウランバートル市内に立ち上げた。「現地のニーズに合わせたメニュー展開を実施しながら育てていく」(同社)とする。5年以内に15店舗を出す計画がある。

●「ベローチェ」が商品認知や継続来店も意識した企画

「珈琲館」などの喫茶チェーンを展開するC-Unitedは17日から、セルフサービス型カフェの「カフェ・ベローチェ」で、昨年11月に実施した創業35周年記念の「総選挙」企画で選ばれたメニューを通常よりも安く提供するキャンペーンを始めた。5週(35日間)にわたり、「お得感」を前面に出したメニューを1品ずつ展開することで、商品の認知度向上や利用客の継続的な集客効果につなげたい狙い。