12月27日付の外食日報は

●ファミレスの年末年始は「豪華」「ご褒美」で需要獲得

ファミリーレストラン各社が、年末年始向けに「豪華」「ご褒美」「ご馳走」などをキーワードにした商品の拡充を進めている。年末年始は、家族や友人、普段会えない人などとの食事機会が増える時期。1年間頑張ってきご褒美として普段とは違ったメニューに関心を示す消費者もみられることから、この時期限定の特別な商品を用意して需要獲得に臨む企業も多い。

●20年の外食市場規模は前年比30.7%減の18兆2005億円

日本フードサービス協会(JF)がこのほど発表した2020年の外食産業市場規模推計(以下「外食市場規模」)による同年(1~12月)の外食市場規模は、前年比30.7%減少の18兆2005億円となった。新型コロナウイルス感染症の発生が響き、9年ぶりに減少。消費者の行動自粛に加えて政府の緊急事態宣言発令、自治体の営業時間短縮要請などによって深刻な影響を受けた。海外からの入国制限によりインバウンド需要が大幅に減少したことも響いた。

●モンテローザがカフェバル店舗で酪農応援企画

モンテローザは27日から22年1月5日まで、グループのカフェバル業態を代表する「ATHREE PARLOR(アスリーパーラー)」(東京・新宿)、「Flows Grill | Bar(フローズ・グリル・バー)」(同・中野)、「BARU & DINING S3(バルダイニング・エススリー)」(同・渋谷)の3店舗で、日本の酪農家を応援する商品企画を実施する。