12月23日付の外食日報は

●東証市場区分再編で示される最新の外食成長戦略

上場外食企業で最新の成長戦略を開示する動きが相次ぐ。来春からの東京証券取引所(東証)の市場区分再編に伴い、月末までに東証上場企業は上場市場を選ぶとともに、上場維持基準に未達の場合には基準適合に向けた計画書を提出しなくてはいけないことが背景だ。外食では投資家人気が不十分なために計画書を提出する例が目立つ。計画書を通じ、いかに成長可能性などを示して企業価値を上げるかを投資家に約束する形で、最重要の戦略を示している。

●テンワスが自社商業ビルブランドに「新宿横丁」

商業ビルの自社ブランド「ワモール」を展開するテンワス(東京・日比谷、南文雅貴代表)は22年1月11日、東京・新宿三丁目の「ワモールトップスハウスビル」1階に飲食店6店舗で構成する「新宿横丁」をオープンする。

●幸楽苑HDが初の餃子バル業態を立ち上げ

ラーメン店「幸楽苑」の幸楽苑ホールディングスは22日、東京・渋谷に初の餃子バル業態「餃子の味よし 渋谷道玄坂店」(85席)をオープンした。「幸楽苑」の原点で、1954年に福島・会津若松で創業した「味よし食堂」から店名をとった新業態。「幸楽苑 道玄坂店」からのリニューアルで立ち上げた。