12月21日付の外食日報は

●ギフトが家系ラーメン店中心に多ブランドで店舗拡大

横浜家系ラーメンの「町田商店」などを展開するギフトは、今期(22年10月期)も積極出店を継続する。今期は前期に続く増収増益を計画(今期業績予想は本紙12月16日付掲載済み)する中、適正なシフトコントロールや営業時間外の仕込み時間削減などにより進めてきた人時生産性向上の取り組みともに、中長期視点での店舗拡大を図る構えだ。

●浜倉的商店製作所が初のフードコートを21日開業

浜倉的商店製作所は21日、自社初のフードコート業態「全国ご当地グルメコート 大宮横丁」をJR大宮駅(埼玉・大宮)の北改札内商業施設「エキュート大宮ノース」に立ち上げる。東京・恵比寿のシャッター商店街を再生した「恵比寿横丁」などを手掛けた浜倉好宣代表がプロデュース・運営。駅ナカにいながら日本全国の味を食べ尽くせるフードコートを掲げ、北海道から沖縄までの代表的な郷土料理をはじめB級グルメなども網羅し、手作りの料理をカジュアルに楽しめる場として…

●「すき家」が牛丼並盛を350円から400円に値上げ

ゼンショーホールディングス傘下のすき家は23日9時から、「すき家」の牛丼価格を改定する。〈牛丼 並盛〉を現行の350円(税込・以下同)から、400円に値上げする。並盛の値上げは15年4月以来。「すき家」では17年11月に〈牛丼〉大盛を10円値上げするなどの価格改定を実施したが、出数の多い並盛は改定による影響が大きいとして価格を据え置いていた。