12月20日付の外食日報は

●東京一番フーズは7年後見据えて中長期計画を推進

「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」(以下、「とらふぐ亭」)の東京一番フーズは今期(22年9月期)から7年間の中長期成長戦略をスタートした。19年にM&A(企業の合併・買収)で取得した寿司チェーン「寿し常」の育成などを実施。計画最終年度の28年9月期に、連結業績は売上高で現状(21年9月期の実績)の2.2倍に当たる100億円、経常利益で10.7倍に当たる13億円への高成長を目指す。

●リンガーハットが効果的な新卒採用へSNS活用

リンガーハットはコロナ禍にあって新卒学生の採用活動を2年間中止していたが、2023年卒業の学生を対象に活動を再開する。併せてSNSを駆使した採用活動を始める。それに先立ち21日、求人広告代理ベンチャーのリソースクリエイション(東京・後楽園、高田桂太郎代表)による国内唯一の採用特化型SNS運用代行サービス「エアリク」を外食企業として初導入し、写真投稿SNS「Instagram(インスタグラム)」の採用活動専用アカウントを設ける。

●セルフそば「長助」を3年で10店舗展開へ

サガミホールディングス傘下のサガミレストランツは、「長助」ブランドのセルフそば業態を拡大する。10月にセルフそば参入の1号店としてオープンした「かき揚げ 十割そば 長助 岩倉店」(愛知・岩倉)に続いて、12月17日に「十割そば 二代目長助 扶桑店」(同・扶桑)を出店した。「岩倉店」は券売機を設置した営業スタイルで、「扶桑店」は利用客が店内で列になって好みの天ぷらなどを選んでから、そばを注文する会計方式を採用。この2つのタイプで検証を進めながら…