12月14日付の外食日報は

●冬本番で鍋ものが脚光浴びる局面に

全国的に寒さが増して、外食で温かい料理のニーズが高まる時期となった。冬の花形メニューといえば鍋もの。感染者数の激減からコロナ禍は落ち着いており、厳しかった昨シーズンとは違う環境下で外食各社がこの冬は巻き返しを期すなか、そのけん引役と見込まれる鍋ものの動向が注目される。

●「焼肉ホルモンたけ田」が店舗数・エリアとも拡大

埼玉を地盤に飲食店運営などを手掛けるミナモト(埼玉・入間、細田源太社長)は、卓上サーバーから注ぐ「蛇口からレモンサワー」が売りの焼肉ホルモン酒場「焼肉ホルモンたけ田」の出店を拡大している。「焼肉ホルモンたけ田」で年内の15店舗体制を視野に出店を進めてきた中、14日には同ブランド13店舗目で東北地方初出店の「たけ田青葉通り店」(宮城・仙台)をオープンする。

●G-FACTORYが7社共働「横丁プロジェクト」に参加

うな丼店「名代 宇奈とと」の運営や飲食経営サポートを手がけるG-FACTORYは、ロティサリーチキン店運営のESSENCEの代表であり、居酒屋甲子園の2代目理事長を務めていた高橋英樹氏の構想で進む「横丁プロジェクト」に賛同。運営する7社の一角として同プロジェクトを始動させた。プロジェクトでは来年1月19日を予定に東京・虎ノ門で、横丁業態「小虎小路」を開業する。