12月13日付の外食日報は

●22年3月期決算 7割の企業が増収増益・増収黒字を予想

上場外食関連企業による最新の22年3月期業績予想、および22年9月期予想が出そろった。22年3月期予想は、上期(22年3月期中間期)決算を踏まえて改めて示したもので、集計対象51社(関連表8面)のうち、全体の約73%となる37社が開示。期初時点(同57%の29社が開示)よりは未開示の企業は減っており、半年を経て見通しがある程度立ってきたことを反映するが、それでもコロナ前の時代と比べると異例。先を見通しにくいコロナ禍が依然として影を落としている。

●ジョイフルが宅配専門店に参入

九州を地盤にファミリーレストラン「ジョイフル」を展開するジョイフルは10日、東京・赤坂に初の宅配専門店「ジョイフル赤坂南部坂店」をオープンした。同店をキッチンとして弁当などの商品をつくり、宅配事業者5社(Uber Eats・出前館・foodpanda・menu・Wolt)によるデリバリー販売のみを実施する。

●平城苑が食べ放題肉業態の複合モデルで2号

和牛一頭買いを特徴に焼肉チェーン「平城苑」などの肉業態を展開する平城苑は16日、食べ放題肉業態の複合出店モデル「肉屋横丁」の2号店「和牛放題の殿堂 宇田川町 肉屋横丁」を東京・渋谷に立ち上げる。昨年秋に立ち上げていた、焼肉・しゃぶしゃぶ食べ放題の1号店「和牛放題の殿堂 秋葉原 肉屋横丁」と異なり、今度は焼肉・ホルモン焼肉の食べ放題。1号店と同じくスパイスワークスホールディングスがプロデュースする。