12月7日付の外食日報は

●3月期2/4 期決算① 増収増益企業は全体の3割、店外飲食で成果

株式を公開している外食関連企業の22年3月期第2四半期決算・21年9月期決算がまとまった(一覧表は8面掲載)。22年3月期第2四半期決算を発表した51社のうち、国際会計基準採用や「収益認識に関する会計基準」適用や連結決算移行により比較なしの企業を除く44社の内訳を経常利益ベースでみると、増収増益(または増収黒字)の企業は約3割の12社。増収減益は1社、減収増益(または減収黒字)は10社、減収減益は0社、増収赤字は10社、減収赤字は11社となった。

●アールディーシーが焼肉業態に本格参入へ

グルメ回転寿司業態「がってん寿司」やとんかつ店「かつ敏」などを展開するアールディーシー(埼玉・熊谷、大島敏彦社長)は10日、新業態「がってんカルビ」(埼玉・熊谷)をオープンし、焼肉業態に本格参入する。過去に焼肉関連の業態を手がけたことはあるが、本格的な参入を視野に入れた本格焼肉店の展開に取り組むのは「初めて」(同社)という。

●KICHIRIがサムギョプサル専門業態を立ち上げ

きちりホールディングス傘下のKICHIRIは14日、サムギョプサル専門業態「サラダより野菜が摂れるサムギョプサル テジコリbyVEGEGO(以下、「テジコリ」)」を京都市内に立ち上げる。野菜を重視し、美容に特化した形で差別化。来年からの多店舗展開を予定する。