12月3日付の外食日報は

●韓国料理業態の開発・育成の動き広がる

韓国発のグルメやドラマ、音楽などが若い世代を中心にブームのような盛り上がりをみせる中、外食の分野でも新たな韓国料理業態の開発や韓国料理を提供する店舗が広がってきた。外食企業が新たな成長の柱作りや、今後の展開も視野に入れたブランドとして開発を進めているものだ。コロナ環境下で海外旅行になかなか行けず、韓国に関するさまざまなカテゴリーでのブーム的人気も背景に、売上の好調さから新たな立地への展開に着手する動きなども出てきている。

●外食産業記者会選考「外食アワード2021」が決定

外食産業関連の専門紙誌で構成し、本紙も加盟する「外食産業記者会」は、外食業界で活躍した人を表彰する「外食アワード2021」(特別協賛・焼肉ビジネスフェア事務局/居酒屋JAPAN事務局)を決定した。21年の外食アワードとして…

●APHDのグループ会社が「日式火鍋」業態立ち上げ

エー・ピーホールディングスのグループ会社でホルモン業態や肉業態などを手掛けるAP B.CUE(東京・池袋、田中裕大社長)は3日、火鍋業態「裏の山の木の子」を東京・渋谷に立ち上げる。きのこにフォーカスし、生産者支援の意も込めて開発した。AP B.CUEの火鍋業態は東京・六本木の「六本木 香火鍋 新天地」に次ぐ2店目で、同店での経験も活かしながら、日本の出汁文化を取り込むなど独自の「日式火鍋」を打ち出す。